【コインチェック騒動】マルチシグとは
コインチェック騒動から、ニュースで報道が続いていますが、もう一度安全面について考えてみましょう。
今回の騒動でよく聞くコールドウォレットについては、以前ブログでお話ししましたね。
簡単に振り返っておくと、オンラインではなく、オフラインで資産を保管しておくことで、インターネット環境から離脱することができるので、他からアクセスされないようにしておくことができるのですね。
今回は、マルチシグについてです。
マルチシグとは、マルチシグネチャー(Multi Signature)の略なんですね。
直訳すると、複数の署名です。
マルチはいろんなところで耳にする言葉ですが、シグネチャーや署名と聞くと、少し難しく感じてしまいますよね。
署名とは、たしかに、名前を書くことなのですが、名前を書くことで開くことができる「鍵」だと思ってもらえたら、簡単だと思います。
そのマルチシグで、なにをするかというと、もうそのまま複数の鍵で資産を保管しておくのですね。
家の鍵でも、1つしかないのよりは、2つあるのでは、侵入されにくいですよね。それと似たようなものです。
だからといって、複数をとにかく多くすれば良いという物でもありません。
家の鍵を10こも取り付けてしまったら、どの鍵がどれなのか、その家の住人であっても開け閉めするのに時間が掛かってしまいますよね。ですので、3〜5こで十分とも言われています。
このマルチシグとコールドウォレットの二つを併用することで、セキュリティが上がると言われています。
このマルチシグを使っているのがビットフライヤーですね。
ぜひ、こちらからどうぞ。